イベント詳細

第2回サステナブルテクノロジーセミナー「地中熱・地下水熱利用の現状と課題 〜今後の事業化・普及促進に向けて〜」

日時

2015年12月17日(木) 13:30〜17:00


会場

金沢都ホテル 5階 加賀(西)の間


会場住所

石川県金沢市此花町6−10


主催者

一般財団法人北陸産業活性化センター  


対象者

企業


定員

50名


参加費等

無料


申込日

2015年12月11日(金)までにお申込み下さい


内容

 地下10〜15mの1年を通して15℃前後で一定の地温は、欧米ではすでに1980年代から環境に優しい持続可能なエネルギー源として認知され、冷暖房等の熱源として活用する環境技術の普及が進んでいます。 一方、日本では平成22年のエネルギー基本計画でようやくエネルギー政策に組み込まれるようになり、高性能化、低コスト化、ビジネスモデルの構築など普及に向けての様々な研究開発・技術革新が今まさに進行しているところです。 本セミナーでは、1990年代より福井県で地中熱利用の実用化を推進してきた宮本重信福井地中熱利用研究会・会長 兼 福井大学産学官連携本部・客員教授を講師にお迎えし、現状と課題についてご講演頂きます。

 また、コマツ粟津工場でダントツの生産性向上を目的として新しく建設された組み立て棟に採用した事例の紹介、および北陸3県の大学で研究されている最新 の技術や知見の発表も行います。自社工場への地中熱利用システムの導入検討や自社の地中熱関連事業への参入検討、産学連携による研究開発のきっかけとし て、是非奮ってご参加ください。


○プログラム(予定)
1.基調講演(60分)
「地域に根ざす地中熱技術−強みを活かし繋ぐ開発実用の現状と今後」
福井地中熱利用研究会・会長 兼 福井大学産学官連携本部・客員教授 宮本重信 氏


2.事例紹介(30分)
「電力半減を切り口にしたダントツの生産改革」
コマツ粟津工場 生産技術部管理課・主幹 戸井良広 氏


3.研究紹介(各30分)
「土のヒートパイプ現象を利用した地表−地中間熱輸送装置」
石川県立大学 環境科学科 農地環境学研究室・准教授 百瀬年彦 氏


「ヒートパイプBACHによる未利用熱活用の可能性−浅層地中熱やボイラ廃熱利用融雪の紹介−」
福井大学 大学院工学研究科 機械工学専攻・教授 永井二郎 氏


「富山県での地下水熱利用の現状」
富山大学 理工学研究部 地球生命環境科学専攻・教授 上田晃 氏

 

*交流会(参加無料)
講演会後、17:00−18:00で交流会を開催致します。講師の皆様もご参加されますので、こちらも是非ご参加下さい。


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イベントのご案内


お問合せ

 一般財団法人北陸産業活性化センター
    
   担当:常山 知広
   Tel.:076-264-3001
   Fax.:076-264-3900
   E-mail:mail@hiac.or.jp